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こんにちは。
今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。
【 自社株に係る評価方式 】
1.類似業種比準方式
類似業種比準方式とは、その会社の事業内容と類似する上場会社の
株価を基にして、比準要素を使って評価会社の株価を評価しようとする
方式をいう。比準要素とは「1株当たりの配当金額」「1株当たりの年利益金額」
「1株当たりの純資産価額(帳簿価額)」の3要素のことである。
A ✖ (b/B + 3 ✖ c/C + d/D)
/5(※1) ✖ 斟酌率(※2)
A:類似業種の株価
B:類似業種の1株当たりの配当金額
C:類似業種の1株当たりの年利益金額
D:類似業種の1株当たりの純資産価額
b:評価会社の1株当たりの配当金額(過去2年間の平均)
c:評価会社の1株当たりの年利益金額(過去2年間の平均と直前期の少ない方)
d:評価会社の1株当たりの純資産価額(直前期の簿価)
(※1)c/C がゼロの場合、分母は 3
(※2)斟酌率:小会社(0.5)中会社(0.6)大会社(0.7)
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今日は、ここまでです。
また、明日書かせていただきます。
橋本 英行
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