揉めない相続を目指そう!!

相続を分かりやすく解説し、笑顔で爽続!!

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 【贈与税の配偶者控除】 一定の要件のもとに、配偶者から居住用不動産または、居住用不動産の 購入資金を贈与された場合に、贈与税の課税価格から、最高2,000万円を 控除できる制度…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 1.贈与税の申告(相続税法28条、62条) ①申告書の提出義務者 贈与税の申告書の提出義務者は、「1暦年間に、贈与により取得した財産の合計額が贈与税の基礎控除額である110万円を…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 【 贈与税 】 ㋑贈与税の非課税財産(相続税法21条の3) 贈与により取得した財産であっても、財産の性質、贈与の目的、 社会通念上課税することが適当でないと考えられるものについて…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 【 贈与税 】 4.課税財産の範囲 贈与税の課税財産の範囲は、納税義務者の区分に応じて、以下のとおりである。 ①無制限納税義務者 (居住無制限納税義務者又は非居住無制限納税義務者)の…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 【贈与税】 1.贈与税の概要 贈与税は、当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思表示をし、 相手方がこれを受諾することによって成立する契約である。(民法549条) 書面…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 [ 物納 ] 納付すべき相続税額を延納によっても金銭で 納付することが困難な場合には、金銭による納付ができない金額を 限度に一定の取得財産による物納が認められている。 ①適用要件 ・…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 ③相続税の納付方法(相続税法38条、41条) Ⅰ延納 金銭による一括納付ができない場合には、その金額を限度として 分割して納める方法が認められている。 *適用要件 ・金銭による一括…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 【相続税の申告と納付】 ■相続税の申告(相続税法27条、所得税法124条、125条) ①申告書の提出義務者 相続税の申告の提出義務者は、課税価格の合計額が 遺産に係る基礎控除を超える相続…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 ③未成年者控除(相続税法19条の3) 相続又は遺贈で財産を取得した無制限納税義務者である法定相続人が 20歳未満の者である場合には、未成年者控除の対象となる。 ④障害者控除(相続…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 ■相続税額の2割加算(相続税法18条) 相続税額の2割加算とは、相続や遺贈によって財産を取得した者が、 配偶者、一親等の血族(親、子供)、代襲相続人となる孫以外の場合は、 その…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 ■相続税の計算の流れ ①課税遺産総額=各相続人等の課税価格の合計額-(マイナス) 遺産に係る基礎控除 (遺産に係る基礎控除=3,000万円+600万円×法定相続人の数) ②各法定相…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 ■弔慰金の評価 弔慰金にも次の非課税限度額がある。 ・業務上の死亡による場合:賞与を除く普通給与の3年分 ・業務外の死亡による場合:賞与を除く普通給与の半年分 非課税限度額を超え…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 ■生命保険金等の課税価格の計算方法 受け取った生命保険金等が次の非課税限度額を超えた場合には、 その超えた部分の金額が課税価格に算入される。 なお、非課税限度額の適用が受けられ…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 ④非課税財産(相続税法12条) 原則として、相続又は遺贈により取得した財産は、すべて課税対象になる。 しかし、財産の性質、国民感情、公益性、社会政策的な見地などから 課税対象と…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 3.相続税の課税価格の計算 相続税の課税価格の計算は、相続または遺贈によって 財産を取得した者ごとに、次のように計算する。 また、相続人が複数いる場合にはその合計額を求める。 相…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 【相続税】 1.相続税の納税義務者 相続税の納税義務者は、次に掲げる者である。 ①無制限納税義務者 ・居住無制限納税義務者 相続又は遺贈により財産を取得した個人で、 その財産を取得し…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 7.教育資金一括贈与に係る贈与税の非課税制度 30歳未満の受贈者の直系尊属が、その受贈者に対して、 教育資金を一括贈与した場合には、その教育資金について、 その金銭等を受領する受…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 5.暦年課税贈与税の税率の見直し ①20歳以上の者が、直系尊属から贈与を受けた場合 200万円以下 10% 200万円超~300万円以下 15% 300万円超~400万円以下 15% 4…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 4.小規模宅地等の特例の見直し ①特定居住用宅地等に係る特例適用対象面積の拡大 330㎡ ②特定事業用宅地等と特定居住用宅地等が混在する場合の 特例適用対象面積の拡大 選択する宅地等…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 【相続税】 1.相続税の基礎控除額の見直し 平成27年1月1日より、 3,000万円+600万円×法定相続人の数に変更になりました。 改正前は、5,000万円+1,000万円×法定…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 2.法定後見の申立て 申立人からの、後見・保佐・補助開始の申立てにより、 家庭裁判所が成年後見人・保佐人・補助人を選任する。 3.法定後見人の役割 法定後見人の役割は、本人の意思を…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 【法定後見制度】 1.法定後見 法定後見制度は、認知症、知的障害、精神障害などによって 物事の判断能力が十分でない方(以下、本人という。)について 本人の権利を守る援助者(法定後…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 【遺産分割の具体的な方法】 1.現物分割 現物分割とは、個別財産について相続する 数量、金額、割合を定めて分割する方法である。 2.換価分割 換価分割とは、共同相続人が相続する財産の…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 【遺産分割協議】 共同相続人は遺言による遺産分割方法の指定又は、 指定の委託がない場合、いつでも協議で遺産を分割することができる。 1.遺産分割協議の成立要件 遺産分割協議が成立…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 【遺産分割について】 1.指定分割と協議分割 民法で定める遺産分割の方法には、 ①指定分割、②協議分割、③調停・審判による分割がある。 ①指定分割 指定分割は、被相続人が遺言で分割方法…

こんにちは。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 【遺留分とは】 1.遺留分権利者は、①配偶者、②子供(子供の代襲相続人を含む)、 ③直系尊属となる。 なお、兄弟姉妹には遺留分は認められていない。 2.遺留分の割合 遺留分の割合は、相…

おはようございます。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 遺贈とは、遺言により相続人又は、相続人以外の第三者に 財産の全部又は、一部を与えることをいう。 この場合において、遺贈により財産を受け取るものを受遺者という。 遺贈は遺…

おはようございます。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 1.遺言できる事項 遺言できる事項は、自由であるが、法的な効力をもつものは 民法で厳格に定められている。 なお、遺言できる事項以外が書かれている遺言書でも、 無効になるわ…

おはようございます。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 昨日の遺言書の続きを書かせていただきます。 1、公正証書遺言 公正証書遺言は、遺言者が口述した遺言内容を 公証人が筆記する方式の遺言である。 煩雑で費用が掛かり、秘密保持…

おはようございます。 今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。 遺言は民法で定められた法律行為であり、 遺言者(被相続人)の死亡後、相続財産の帰属について 親族間の紛争を回避する上で、重要となる。 遺言は被相続人の意思を相続人に明確…