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こんにちは。
今日も、揉めない相続をテーマに書かせていただきます。
2.純資産価額方式
純資産価額方式とは、評価会社を課税時期の解散して財産を処分し
精算したと仮定した場合において、株主に帰属する評価がいくらになるか、
いくらの払い戻しがあるかを算出し、これを株価の評価額とするものである。
純資産価額方式の計算方法は、課税時点において、評価会社が所有する
資産を相続税評価額で処分し、負債を精算し、法人税等(40%)を支払ったと
仮定した場合の残額、すなわち純資産を求め、これを発行済株式数で除して、
1株当たりの純資産価額を算出する。
(A-B)- [ (A-B)-(C-D)] ✖ 40%
/ 課税時期における発行済株式総数
A:課税時期における相続税評価額による総資産価額
B:課税時期における相続税評価額による負債の金額
C:課税時期における帳簿価額による総資産価額
D:課税時期における帳簿価額による負債の金額
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今日は、ここまでです。
また、明日書かせていただきます。
橋本 英行